最近時々ENSって聞くけどなんだろう。
ENSはイーサリアム・ネーム・サービスのことです。
とはいえ、それがなに??ってなりますよね。
今回の記事ではENSについて、またENSの取得方法も併せて解説をしていきますね。
こんにちわ。
ティージェーです。
2021年はクリプトの世界の動きがとても活発になった1年でした。
仮想通貨やメタバースの発展の進歩もありますが、特にNFTの飛躍はすごかった。
クリプトの世界では指数関数的な加速で時代が流れていきます。
その中でENS(イーサリアム・ネーム・サービス)も注目を集めていますので、今回はENSについて解説をしていきます。
この記事を読むとこんなことがわかります。
それでは早速本題に入ります。
ENS(イーサリアム・ネーム・サービス)ってなに?
ENSはイーサリアム・ネーム・サービスの略でDNS(ドメイン・ネーム・サービス)に似ています。
とは別にDNSを知らないとENSが理解できないわけではありません。
ENSはイーサリアムのウォレットアドレスをわかりやすい形にしたものです。
例えば通常ウォレットアドレスは下記のように42文字の文字列でできています。
0x932h9c46316UMxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxd2C93219
でも、これだとめっちゃ覚えにくくないですか?
皆さんもメタマスクなどの自分のウォレットアドレスを見てみてください。
こんなわかりにくいと送金ミスなどが多発する可能性があります。
そこでENSの出番です。
ENSは「○○○.eth」と42文字のウォレットアドレスを超わかりやすいものにしてくれるサービスです。
最近の例だとビール業界で有名なバドワイザー社が「beer.eth」というENSを30ETHで落札したことが話題になりました。
関連記事→バドワイザーが「Beer.eth」を約1000万円で、NFT画像を300万円弱で購入
ENSは2017年5月4日にEthereum財団のAlex Van de Sande氏とNick Johnson氏によって立ち上げられたプロジェクトです。
その後、2018年にシンガポールの非営利団体True Names LTDによって運営されているオープンソースプロジェクトになり現在に至ります。
至ってクリーンなサービスです。
関連記事→ENS公式サイト
ENS(イーサリアム・ネーム・サービス)を取得するメリット
ではENSを取得するメリットはどんなものがあるんでしょうか?
最も大きなメリットは送金ミスが少なくなることでしょう。
自分のメタマスクのウォレットアドレスを見てみてください。
この42文字もの文字盤・・・。
こんなの覚えられない。
コピペすれば大丈夫でしょうか?
謝って違うアドレスをコピペしたとしたら、その間違いに気づく自信ありますか?
仮想通貨は銀行送金と違って送金ミスをするとほぼ絶対にお金が返ってくることはありません。
送金ミスはマジで命取りです。
ENSを使えばその問題はサクッと解決です。
例えば僕の場合、「tjworld.eth」というアドレス。
めっちゃわかりやすくないですか?
メタマスクの場合、ENSが存在するかを通知してくれ、誰もそのサービスを使っていない場合にはエラーが出るのでさらに安心です。
ENS(イーサリアム・ネーム・サービス)の取得方法(事前準備)
最後にENSの取得方法について解説します。
ENSを取得するためにはウォレットと仮想通貨のETHが必要になります。
まだウォレットと仮想通貨ETHを持っていない人は先に準備してください。
僕がメインで使っているウォレットのメタマスクのインストール方法はこちらをご覧ください。
仮想通貨ETHをまだ購入していない人は国内の仮想通貨交換業社で口座を解説し、ETHを購入しましょう。
下記にお勧めの仮想通貨取引所の公式サイトのリンクを貼っておきます。
仮想通貨は基本分散して資産管理をするのが一般的です。
1つの仮想通貨取引所だけだとハッキングなどが怖いですからねぇ。
サクッとぜんぶ口座を開設しちゃいましょう。
コインチェック↓
bitFlyer↓
口座が開設できたら銀行などからコインチェックの自分の口座に日本円を入金。
そしてETHを購入します。
ENSは有料サービスです。
そのためENSを取得するのに必要なETHを事前に準備しておく必要があります。
ちなみにENSの価格費用はこちら。
取得する文字数によって料金が変わります。
5文字以上なら1年でおよそ420円ぐらい(※ブログを書いている時点での価格です)。
めっちゃ安いですね。
しかし、上記費用にガス代(手数料)がかかり、これがちょっと高いにですがそれでも十分に手の届く範囲です。
参考までに5文字以上のENSを購入するためには10,000円から20,000円ほどはETHを用意しておいた方がいいと思います。
契約年数ですがまずは1年取得、その後更新すると更新時にまたガス代(手数料)がかかりますので僕はまとめて10年間契約をしました。
ETHはガス代が高いのでまとめて複数年で契約した方がお得です。
コインチェックなど国内の取引所でETHを取得できたらあとはメタマスクなど自分のウォレットにETHを送るだけです。
コインチェックからメタマスクにETHを送る方法はこちらをご覧ください。
ENS(イーサリアム・ネーム・サービス)の取得方法
さて、無事自分のウォレットにETHを送ることができましたか?
それではいよいよENSを取得しましょう。
まずはENS公式サイトにいきます。
右上の「アプリを起動」をクリックします。
希望するENSアドレスが使用できるかを確認します。
使いたいENSアドレスを入力し「Search」をクリックします。
使えるENSアドレスの場合「Available」と表示されます。
それでよければクリックしましょう。
ウォレットの接続画面になりますので自分のウォレットと接続します。
接続できたらENSアドレスの希望する契約年数を入力します。
下の赤枠がENS取得にかかる目安の費用になります。
僕がENSを取得したときにかかったガス代は0.025ETH。
ガス代高い(汗)。
ので、1年ごとではなくまとめて複数年契約するのがお勧めです。
問題がなければ右下の「Request to Register」をクリックし、どんどん署名していくだけです。
まとめ【ENS入門】ENSとは?ENSのメリットと取得方法解説
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ENS (イーサリアム・ネーム・サービス)は42文字の長いウォレットアドレスをわかりやすくしてくれるサービスです。
有料サービスになりますが送金ミスなどをしないように今のうちに取得しておくことをお勧めします。
ウォレットアドレスを間違えて送金ミスをすると仮想通貨の場合お金がかえってきませんので(汗)。
特にENSアドレスは早いものがちなので使いたいアドレスがあるのなら尚早めに!
ENSアドレスを取得するためにはウォレットと仮想通貨のETHが必要です。
お勧めのウォレットは僕も使っていて使いやすいメタマスク。
インストールも簡単です。
仮想通貨のETHはほとんどの仮想通貨取引所で取り扱いをしています。
偽サイトもありますので下記に公式サイトのバナーを貼っておきます。
口座開設をしていない方は早めに口座を開設しておきましょう。
コインチェック↓
bitFlyer↓
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