こんにちわ。
ティージェーです。
今回はNFTを独自コントラクトで発行できるChocofactoryの使い方について解説していきます。
今までは僕も世界最大のNFTマーケットプレイスOpenSeaでNFTをmint(発行)していました。
しかし、OpenSeaでとあることが起き、独自コントラクトでNFTを発行する必要性について考えるようになりましたので共有したいと思います。
この記事を読むとこんなことがわかります。
それでは早速本題に入ります。
なぜNFTを独自コントラクトで発行する必要があるの?
まず初めに、なぜNFTを独自コントラクトで発行する必要があるの?について。
例えばOpenSeaではNFTを簡単に作成しmint(発行)することができます。
僕も今まではこの方法でNFTを作成しmintしていました。
じゃぁそれでいいじゃん。
と思うかもしれませんがOpenSeaでNFTを発行するとそのNFTは発行元がOpenSeaとしてブロックチェーン上に記録されます。
自分が発行したNFTなのにそれはちょっとおかしい気がしませんか?
また、突然のシステム変更も問題です。
2022年1月27日にOpenSeaから突如こんなTwitterが流れてきました。
これを簡単に訳すと
クリエイターツールについて寄せられたフィードバックに対応するため、コレクションストアフロントの契約制限を更新し、最大5コレクション、50アイテムまでの作成のみをサポートするようにしました。
要は、クリエイターは1コレクションあたり最大でも50個のNFT、最大で5つのコレクションしか運用することができません、ということです。
突然の制限設定。
最大でも250個までしかNFTを作成することができなくなるということで、多くのクリエイターが反応しました。
でも結果、この制限はOpenSeaによってすぐに撤回されました。
フリーミンチングツールのアイテム数50個制限の影響を受けているクリエイターの皆様へ。
私たちは、この決定を取り消しました。すみません。
私たちは次のような説明もしたいと思います。
と、こんな感じで説明が続きます。
制限が撤回されたのはよかったのですが、たくさんのNFTコレクションを運用している方にとっては恐怖です。
そこでOpenSeaなどのマーケットプレイスではなく、独自にNFTを発行することができるプラットフォームがChocofactoryです。
Chocofactoryを使うことによって簡単にNFTを独自コントラクトで発行することができます。
Chocofactoryでサポートされているチェーンはいくつかありますが主には下記です。
最も簡単に使えるのはイーサリアムです。
が、ガス代が高いのがネック。
そのためガス代(Matic)を入手できる人ならPolygonチェーンが手数料も安くお勧めです。
NFTを独自コントラクトで簡単に発行できるChocofactoryの使い方
それでは早速ChocofactoryでNFTを発行する方法を解説していきます。
まずChocofactoryでNFTを発行するためには下記が必要です。
もしまだメタマスクを持っていなければこちらを参照しながらダウンロードしておいてください。
PolygonチェーンでMaticを使う場合、メタマスクの設定が必要です。
Polygonの設定方法についてはこちらの記事をご覧ください。
NFT売買で必要となる主要な仮想通貨はイーサリアム上ではイーサ、Polygon上ではMaticです。
日本の取引所で簡単に入手できるのはイーサですが、ガス代(手数料)が高いのが問題です。
イーサの入手方法についてはこちらの記事をご覧ください。
イーサの場合、5万円ほど購入しておけばOKだと思います。
手数料が安いMaticはPolygonチェーン上で使われる仮想通貨です。
入手方法はちょっと難しいかもしれませんが、イーサリアムに比べてガス代がかなり安いので特に初心者の方にはお勧めです。
Maticの入手方法については先ほどの記事リンク(Polygonをメタマスクに設定する方法)で解説していますが、下記でもOKです。
1:国内仮想通貨取引所コインチェックでビットコインを入手
2:世界最大の仮想通貨取引所Binance(バイナンス)にビットコインを送金
3:BinanceでビットコインをMaticに交換(スワップ)。
Polygonの場合は1万円から2万円ほどビットコインを購入し、その後BinanceでMaticに変えればOKだと思います。
さて、ちょっと長くなりましたがここからChocofactoryでNFTを発行する方法について解説していきます。
まずは下記リンクからChocofactoryの公式HPへ移動します。
右上にある「connect」をクリックしメタマスクと同期させます。
メタマスクと連携できたら中央の
「Mypage」
をクリックします。
NFT Contractのページに移動しますので右側の
「New」
をクリックします。
すると下記のような画面が表示されますので入力していきます。
Network:イーサの場合はMainnet、ガス代の安いPolygonかを選択します。
Name:好きな名前をカタカナで入力します。例:tjWorld
Symbol:トークンのシンボル名(例:イーサリアムなら「ETH」)
入力できたら右上の
「save」
をクリックします。
するとメタマスクの署名が要求されますので署名します。
次にNFTsの「New」をクリックするとCreatページに移動します。
必要な項目を入力し、NFTにする画像や動画を貼り付けていきます。
TokenID:自動入力されているので変えなくてOKです。
Name:NFTの名前を入力します。
Discription:NFTの説明を入力します。
Image:画像を貼り付けます。
Animation URL:動画の場合はこちらに貼り付けします。
Attributes:ノータッチでOKです。
入力したら右上の「save」をクリックします。
先ほど作成した画像をNFTにするための最終作業です。
発行したいNFTにチェックします。
複数選択ができ、一括でNFTを発行することができます。
最後にMintをクリックすれば終了です。
ここでガス代がかかります。
OpenSeaで販売したい場合は下記リンクにコントラクトアドレスを貼り付けてください。
mintしたNFTを編集する時は「Grid」をクリックします。
最後に二次流通時のロイヤリティの設定方法です。
OpenSeaの場合はNFTを発行したアドレスで接続し、「My Collection」へ移動します。
Chocofactoryで作成したNFTのCollectionができていると思いますので、ここの「EDIT」から「Creator Earnings」で手数料を設定することができます。
まとめ【超簡単】NFTを独自コントラクトで発行するChocofactoryの使い方
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
今回はNFTを独自コントラクトで発行するChocofactoryの使い方について記事を書きました。
OpenSeaなどのマーケットプレイスでは簡単にNFTを作成しmintすることができます。
しかし、自分で作ったNFTなのに発行元がOpenSeaっていうのもおかしい・・。
それにOpenSeaでNFTを発行した後、OpenSea側で何か問題が起きた時、発行したNFTがどうなるのか若干の不安が残ります。
それなら最初からChocofactoryなどのプラットドームを使い、独自コントラクトでNFTを発行しておけば安心です。
今回紹介したChocofactoryはNFTを簡単に発行することができるのでお勧めです。
これからNFTを発行しようと思っている方にこの記事が少しでも役に立てば嬉しいです。
こちらの記事もご覧ください。