体験ダイビングにはビーチダイビングとボートダイビングがあります。
どちらがたのしいのでしょうか?
結論から言うと、ボートダイビングがお勧めです。
ただ、人によっては船酔いしたりするので、酔いやすい人は酔い止めを飲むか、ビーチダイビングがいいと思います。
もう少し詳しくお話ししますね。
体験ダイビングのビーチダイビングとボートダイビングの違い
体験ダイビングの難易度
ビーチダイビングとボートダイビングの難易度的には違いがありません。
よく、ボートの方が難しそうとか言われますが、そんなことはありません。
むしろ、潜る場所によっては、ビーチダイビングの方が難しい場合があります。
ボートだと、エントリー(ボート上から水面に入ることをいいます)したら、すぐに水中に潜ることができます。
しかし、ビーチだと水面を少し泳がなければいけなかったり、重いダイビング器材をつけたまま、水深がとれるところまで歩かなければならない場合があります。
また、波が少し高い時も、ビーチからだと、水面で体を安定させるのが大変です。
ボートからなら、エントリーしたら、すぐに水中に潜れ、水中は波がないため、怖さをほとんど感じることがありません。
水中環境や魚影の違い
これは体験ダイビングをする場所によっても大きく変わる要素ですが、一般的にボートダイビングの方が、ビーチダイビングよりも水中環境がよく、魚影も濃くなります。
水中環境とは、サンゴ礁であったり、水中の透明度(視界のよさ)などです。
ボートダイビングの場合、沖合で潜ることができます。
そのため、サンゴ礁が多く群生しています。
サンゴ礁が多いとその分、サンゴ礁に生息する水中生物をたくさん観察することができます。
また、ボートダイビングの方が、透明度が高い場合が多いです。
魚影に関しても、ボートダイビングで潜るダイビングポイントではビーチエリア近くに生息していない生物を多く観察することができます。
初めての体験ダイビングでもボートダイビングできるの?
初めての体験ダイビングでも、もちろんボートダイビングでダイビングをすることができます。
多くのダイビング用ボートには、階段などがついているので、そこから水の中に入ります。
また、オーストラリアなどでは、ポンツーンという、水面に浮いている巨大な人口島などにボートを停泊し、人口島に一度上陸してから水の中に入ります。
体験ダイビングを一度もしたことがないからボートでダイビングができない、なんてことはありませんので安心してください。
酔いやすい方は体験ダイビングの前に酔い止めを飲みましょう
体験ダイビングをする時に時々酔ってしまう方がいます。
これはボートダイビングだけではなく、ビーチダイビングでも同じです。
ビーチダイビングでは、水面の揺れや水中に潜ってから、水中で揺れている海藻などをみて気分が悪くなってします方がいます。
ボートの船上や、ダイビングの時に酔ってしまい気分が悪くなってしまうと楽しいダイビング体験ができません。
そのため、ちょっとでも酔いやすい方は事前に酔い止めを飲んでおきましょう。
酔い止めは市販のもので十分ですが、眠くなる成分が入っている酔い止めは避けましょう。
一般的にアネロンニスキャップという酔い止めがお勧めです。
まとめ【体験ダイビングのボートとビーチの違い。どちらがお勧め】
体験ダイビングのお勧めはボートダイビングです。
重いダイビング器材を背負って歩く必要もありませんし、水面を泳ぐ必要もありません。
初めての体験ダイビングでも難易度はボートからでもビーチからでも変わりません。
ただ、酔いやすい人は必ず酔い止めを事前に飲んでおきましょう。