ブロガーのティージェーです。
コロナウィルスが世界中で蔓延しています。
これ、まじでやばいですね・・。
今、日本では2020年2月からコロナウィルスの影響が出始めていますが、もう倒産している企業も出てきてます。
帝国データバンクによるとこの記事を書いている2020年3月現在でも多くの企業がコロナウィルスの影響を受け、倒産しているようです。
いくつか紹介すると、
関西スターリゾート株式会社
有限会社アライドフーズ
奥井建設株式会社
株式会社ニューステップ
株式会社エターナルアミューズメント
株式会社セブンレストランシステム
などなど
出典:帝国データバンク 2020年3月28日現在
上記の会社は全てコロナウィルスの影響を受けて倒産しているんです。
国内でコロナウィルスの蔓延が始まってたった1ヶ月・・・。
それでも、もう倒産する企業が出てきているんです。
事態収束もまだまだ見通せないし、むしろ、まだ始まったばかりの印象を受けます。
恐らくこれから倒産する会社がどんどん増えていくフェーズに入ってきています。
会社が倒産すると当然そこで働いている人も収入がなくなるわけです。
また、仮に会社が倒産しなくても、会社は生き残るための策を講じてきます。
会社の収益が少なくなる、もしくは、なくなるので、コストを削減するわけですね。
会社にとって一番大きなコストは人件費です。
人件費削減のため、恐らくこれか企業はリストラを進めていくでしょう。
ある程度生活資金があればいいのですが、そうでない人も多いと思います。
今回は生活資金に困ったときの行政の制度について記事を書きました。
まずは国、行政を頼りましょうね。
間違っても消費者金融とかにいっちゃダメですよ!
めっちゃ利息高いですから。
利息を払うのでいっぱいいっぱいになって、泥沼にハマり多重債務者にならないように気をつけましょう。
お金に困った時に頼れる4つの制度
お金に困った時に頼れる制度は現在4つあります。
- 生活福祉資金貸付制度
- 失業手当
- 職業訓練受講給付金
- 生活保護制度
生活福祉資金貸付制度
都道府県社会福祉協議会が主体となっている小口資金の貸付制度です。
制度自体は前々からあったんですが、コロナウィルスでより制度が拡充されました。
手続きは2020年3月25日から受付をしています。
この制度は「休業された方向け」と「失業された方向け」の2種類あり、最大80万円まで無利子、保証人なしでお金を借りることができます。
休業された方向け
失業された方向け
この二つの制度は併用することができ、最大80万円まで無利子、保証人なしで借りることができます。
例えば、緊急小口資金20万円と総合支援資金20万円を3ヶ月で、世帯や状況によっては合わせて最大80万円の貸付が受けられます。
無利子、保証人なしでお金を借りることができるのは最大の魅力なんですが、更に、償還時にも所得の減少が続く場合、償還を免除(お金を返さなくてもいい)することができます。
借りたお金が返せない場合は、返さなくてもよくなるんです。
すごい制度ですよね!
この制度の手続きは市役所ではなく、お住まいの地域の市区町村社会福祉協議会になるので、間違えないようにしてください。
詳細はこちらにリンクを貼っておきます。
失業手当
会社をリストラされた、会社が倒産し職がなくなった・・。
このような場合に一般的なものは失業手当の申請です。
失業保険を受給する前提として、雇用保険に加入していたことが必要になります。
一般的な企業でしたらほぼ加入しているでしょう。
加入していない会社はやばいです・・・。
失業手当がいくらもらえるかは、雇用保険の支払い期間(被保険者であった期間)と年齢、過去半年間にもらった給料によって決まります。
また、失業手当を受給できる期間ですが、雇用保険に加入していた期間や離職理由によって変わります。
失業手当には「基本手当」と「就職促進給付」の二つがあり、最初に申請するのが基本手当になります。
再就職が早く決まると、就職促進給付がもらえます。
詳しくはハローワークへお問い合わせください。
職業訓練受講給付金
雇用保険の支払い期間が3年以上(初めて手当を受給する場合には1年以上)などの条件を満たす人が、厚生労働大臣の指定する講座を受講、修了すると、教育訓練給付金を受給できます。
訓練には一般教育訓練と専門教育訓練があり、条件を満たす場合にはハローワークに申請をして払い戻しを受けるという流れです。給付には上限があり、一般訓練の場合は10万円、専門訓練の場合は1年40万円となっています。
こちらもハローワークに問い合わせるといいでしょう。
生活保護制度
最終的には生活保護制度を受けることも必要でしょう。
生活保護制度については聞いたことがあると思いますが、国が最低限の支援をしてくれます。
審査も厳しいですし、抵抗もあるかもしれませんが、消費者金融などでお金を借りて多重債務などに陥っていくよりもよっぽどいいと思います。
たとえ今、生活保護制度を受けても、ここからいくらでもやり直しはできます。
お金に困ったときこそ悪い奴らが出てくる!本当に気をつけて!
お金に困ると悪い奴らがどんどん出てきます。
「すぐにお金貸しますよ」
「手続き簡単ですよ」
なんていう甘い言葉に引っ掛かったら絶対ダメですよ。
こういうところ、利息がめっちゃ高いはずです。
ほとんどの人は行政がお金を貸してくれることを知らなかったり、借りることが自分にはできない、と思い、クレジットカードでお金を借りたり、消費者金融に走ったり、甘い言葉につられてお金を借りちゃったりします。
その結果、高い利息がつき、利息を払うだけで精一杯になり、結局借りたお金を返すことができず、多重債務に陥っていく・・。
やめましょうね。
まとめ【コロナウィルスショックでお金に困ったらまずは行政に頼れ!そのために税金を払ってるんです。】
お金に困ったら国に、行政に頼りましょう。
だって、そのために僕たちは税金を払ってるんです。
こういうときこそ活用しましょう。
今は4つの制度を利用できます。
- 生活福祉資金貸付制度
- 失業手当
- 職業訓練受講給付金
- 生活保護制度
今回のコロナウィルスの件で、これからどんどん失業者が増えていくと思います。
いざ、失業した時にはまず、国、行政に頼ることを忘れないでくださいね。
今回の失業、倒産、悪いのはあなたじゃない。
ウィルスはどうしようもないんです。
だから、あくどい消費者金融からお金を借りたらダメですよ。