最近WEB3.0の世界がもうすぐくるってよく聞くけどWEB3.0ってどういうこと?
わかりました。
それでは初心者でもわかりやすいようにWEB3.0について解説してきます。
こんにちわ。
ティージェーです。
今回はみなさんが最近時々耳するWEB3.0についてわかりやすく解説していきたいと思います。
今はまだWEB2.0の時代で、まだしばらくこの時代は続くと思います。
しかしWEB3.0の時代が始まるのもそう遠い未来ではありませんので、WEB3.0の世界観について理解をしておく必要があります。
WEB3.0はブロックチェーンの技術が出てきたことによって作られる新しい世界です。
WEB3.0を理解するためにはその前のWEB1.0、WEB2.0の世界観についても理解をしておく必要があります。
今回の記事を読むことによって
これがわかるようになります。
これらの話はとても奥が深い話で、特にWEB3.0の世界に至ってはまだ始まってすらいません。
そのため、今回の記事では初心者の方でも理解できるように簡潔にわかりやすく説明します。
それでは早速本題に入ります。
WEB1.0の世界観:一方向性の時代
ではまずはじめにWEB1.0の時代から遡ってみましょう。
WEB1.0の時代は1989年ごろから始まったとされています。
当時を考えてみるとパソコンが普及し出した時代ですね。
今はほとんどの家にパソコンが1台ぐらいはあります。
しかし当時はパソコンがある家の方が少なかったですよね。
もちろん今と違ってスマホなんてありませんし、それどころか携帯電話もほとんどの人は持っていませんでした。
今ならHPは誰でも簡単に作ることができますし、SNSなどでやりとりをすることが簡単にできます。
しかし、当時HPを作ろうと思ったらHTMLで作成し電話のダイヤルアップ回線でデータをアップしていました。
当時、僕もHPを作っていたのですが、今と比べるとデータのアップなど比較できないぐらい遅かったのを覚えています。
相互のやりとりをすることもできましたが、HPなどは主に閲覧用でした。
これがWEB1.0の時代です。
WEB2.0の世界観:データ独占、相互方向性の時代
WEB2.0の時代はまさに今を考えるとわかりやすいでしょう。
従来のダイアルアップ回線からADSL、光通信へとデータの通信速度が飛躍的に速くなり、それに伴いパソコンの一般家庭への普及も爆発的なスピードで進みました。
携帯電話の普及、スマホの登場により、誰もが簡単にネットへの接続ができるようになりました。
また、ブログやSNSの普及が始まったのもこの頃です。
今では当たり前のようにTwitterやインスタ、ブログなど使っていますが、WEB1.0の時代には考えられなかったことです。
このようにWEB2.0の時代は誰もが簡単に発信者になることができる時代です。
WEB1.0の時代の有名人といえばテレビに出るタレントさんでしたが、WEB2.0のこの時代の有名人はテレビのタレントさんだけではありません。
例えばみなさんがよく知っているYouTuberのヒカキンさん。
一昔前にはYouTubeなんてありませんでしたし、テレビに出たくても簡単には出ることができませんでした。
しかし、ネットが発達しYouTubeという媒体が生まれたからこそヒカキンさんのように素人でも有名人になれるチャンスが出てきたのです。
他にもインフルエンサーといわる人たちが注目されているのもまさにネットが普及してきたからです。
これがまさにWEB2.0の今の時代。
しかし、この時代には大きな問題点が指摘されています。
それはみなさんもよく知っている個人情報保護の問題です。
FacebookやTwitterを利用するとき、Amazonや楽天などで買い物をするときで考えてみましょう。
ほとんどの場合、利用するときには個人情報を入力しますよね。
中でもGAFAM(今はGAMAMですね)のサービスは世界中の大多数の人々が利用しており、多くの個人情報が一気に集まります。
ビッグデータともいわれるのはご存知の通りです。
企業は集まった個人情報を使い、広告戦略を立てます。
要は多くの個人情報を集めればそれだけその企業が有利になるということです。
これは大きな企業にとってはいいのですがデータを入手できない中小企業などにとっては死活問題です。
また個人情報については個人情報流出問題もでてきます。
これは時々マスメディアによって取り沙汰されているのでみなさんもご存知だと思います。
中でも怖いのはクレジットカード情報などが流出してしまい、それが第三者の誰かによって不正利用されてしまうことです。
このようにWEB2.0の時代はWEB1.0の時代に比べて格段に生活が便利になりましたが、多くの問題も出てきています。
それを解決するのがWEB3.0の時代です。
WEB3.0の世界観:分散型管理、P2Pの時代
WEB3.0の時代はブロックチェーン技術による時代といってもいいでしょう。
最近の例で説明しましょう。
例えば今話題となっているNFT。
※まだNFTってなに?という方はこちらの記事をご覧ください。
NFTマーケットプレイスの最大手の一つとしてOpenSeaがあります。
OpenSeaを使ったことがある方はわかると思うのですが、OpenSeaでNFTを売買するときに個人情報の入力は全くする必要がありません。
ネット上のお財布であるウォレットを作成し、お金(今は仮想通貨のみ対応しています)を入れておきます。
一般的に利用されているのは僕も利用しているメタマスクというウォレットです。
ウォレットさえあれば、OpenSeaのサイトと自分のウォレットを接続するだけで、NFTを購入したりNFTを販売することができます。
従来であれば(今でもほとんどの場合そうですが)ネットで買い物をしようと思ったらまずは個人情報を登録する必要がありました。
ログインし、購入する際にはクレジットカード情報などを入力しますよね。
でもOpenSeaではその必要はありません。
サイトにログインし、自分のウォレットと接続するだけ。
超シンプルですよね。
しかもなにも情報を入力しませんので個人情報が流出することもありません。
逆をいえば企業は独占的に個人情報を集めることができない、ということを意味しています。
そのため、WEB3.0の時代に生き残るためには企業は新しい戦略を立てる必要があります。
また従来であれば何かをやりとりするときには第三者が介入してきました。
楽天で買い物をするときの決済としてクレジットカードを使うとクレジットカード会社が、現金で支払う際にも銀行を通します。
クレジットカードを使うともちろん決済手数料がかかりますし、カード会社からの入金も月に1回まとめて、というのが基本です。
しかし、ブロックチェーン技術はP2P(個人間取引)が基本です。
世界中どこにいても入金は数秒から数分で終了します。
国を跨ぐと支払い通貨も異なりますが、例えばOpenSeaでは世界中どこにいても仮想通貨ETHで支払われますので、為替など面倒なこともありません。
このようにWEB3.0の時代になると、個人情報の流出を心配することはありませんし、決済方法もシンプル、世界共通の通貨(仮想通貨)を使えるのでマーケットが自然と「国内」から「世界」へと広がります。
企業としては個人情報を集めにくくなりますのでビッグデータに変わる戦略を立てる必要がでてきます。
まとめ【初心者向け】今さら聞けないWEB3.0ってなに?どう変わるの?
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
今回はWEB3.0について解説をしてきました。
WEB1.0はネットが出てきたばかりの時代です。
HPなどは基本みるだけ、という時代でした。
技術の進歩によって誰もが簡単にSNSを使って情報発信できる今がWEB2.0の時代です。
WEB2.0の時代はとても便利ですし、まだしばらくは続きます。
しかし、個人情報の流出や企業による情報の独占などの問題があります。
それを解決したのがWEB3.0の時代。
個人情報を入力しなくてもショッピングができる時代です。
企業は個人情報を得ることが難しくなり、新たな戦略を考えなければいけません。
しかし、マーケットは国内だけにとどまらず、仮想通貨を使って世界がマーケットになるチャンスでもあります。
情報社会の今、時代の変化はとてつもなく早い。
この時代の流れに取り残されないように日頃からしっかりと情報をリサーチしていきましょう。
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