こんにちは!ダイビングインストラクターのティージェーです。 キラキラ輝く太陽、どこまでも青い海、そして可愛いお魚たち…。家族旅行で訪れたリゾートで、「子供と一緒に、あの美しい海の中を体験ダイビングしてみたい!」そんな素敵な夢を描いているパパさん、ママさん、きっとたくさんいらっしゃるのではないでしょうか? でも、いざ計画しようとすると、「うちの子、いったい何歳から体験ダイビングに参加できるんだろう?」「何か特別な準備や注意点はあるのかな?」と、色々な疑問や不安が出てきますよね。 今日は、国内外でダイビングインストラクターとして活動してきたティージェーが、お子様の体験ダイビングに関する年齢制限や、安全に楽しむための大切なポイントを、プロの視点からしっかりと、そして分かりやすくお伝えします!
「今度の家族旅行、沖縄に行くんだけど、子供も体験ダイビングできるかな?」 「下の子はまだ小さいんだけど、お兄ちゃんお姉ちゃんと一緒に参加させたいな…」 「子供だけで参加させるのは、やっぱり心配…。親も一緒に潜った方がいいの?」 うんうん、そのお気持ち、すごくよく分かります!家族みんなで、あの言葉にならないほど美しい海の世界を共有できたら、それはもう最高の思い出になりますよね。 でも、やっぱり一番気になるのは、大切なお子さんの安全。「本当に安心して任せられるのかな…」と心配になるのは、親として当然のことです。 そして、「うちの子は水遊びが大好きだから大丈夫!」とか「年齢なんて関係ないですよ、楽しめますよ!」と、どんなお子さんでも安易に受け入れてくれるダイビングショップが、必ずしも「良いショップ」とは限らない、ということも、頭の片隅に置いておいていただけると嬉しいです。 ダイビング指導団体が、お子様の体験ダイビングに関して年齢基準や参加人数比などを細かく定めているのには、お子さんの心と体の安全を第一に考えた、とても大切な理由があるんですよ。
お子様の体験ダイビング、何歳からチャレンジできる?
では、具体的にお子様が体験ダイビングに参加できる年齢について見ていきましょう。 ダイビングショップによって受け入れ基準に多少の違いはあるかもしれませんが、世界最大のダイビング指導団体である「PADI(パディ)」の基準を参考にすると、一般的には以下のようになっています。
本格的な体験ダイビングプログラムは、原則として「満10歳」から参加可能です。
「えっ、もっと小さい子向けのプログラムはないの?」と思う方もいるかもしれませんね。 実はPADIには、8歳から参加できる「バブルメーカー」という、プールや非常に穏やかな浅い海で、水中で呼吸をする楽しさを遊びながら体験するプログラムもあります。ただ、これは水深2mまでの活動で、本格的な「ダイビング」とは少し内容が異なります。海中散歩というよりは、「水に親しむ第一歩」として、ダイビングの楽しさを知ってもらうための素晴らしいプログラムですね。
「もうすぐ10歳になる9歳」なんだけど、参加できる?
これは、本当によくいただくご質問です。 「うちの子、来月で10歳になるんだけど、今回の旅行で体験ダイビングさせてあげたいんです!」 お気持ちはすごくよく分かるのですが、残念ながら、ほとんどの場合、「満10歳」に達していないお子様は、10歳以上向けの体験ダイビングプログラムには参加できません。
なぜなら、多くのダイビング指導団体は、お子様の身体的・精神的な発達段階を慎重に考慮し、安全にプログラムを楽しめる最低年齢を「満10歳」と定めているからです。これは、水圧が体に与える影響や、水中という特殊な環境での理解力、そして万が一の際の判断力などを総合的に考えた上での基準なんですね。 たとえ、「うちの子は体が大きくて、しっかりしているから大丈夫!」と思われたとしても、この年齢基準は厳守されるべき、とても大切な安全ルールなんです。もし、「大丈夫ですよ、参加できますよ」と安易に受け入れてくれるショップがあったとしても、ティージェーとしては、安全面を最優先に考え、規定の年齢に達するまで待ってあげることを強くおすすめします。
体験ダイビング、子供だけでも参加できる?親はどうする?
「子供だけで体験ダイビングに参加させても大丈夫なのかな?」 これも、よくあるご質問の一つですね。 これに関しては、ダイビングショップの判断によります。 お子様だけの参加を受け入れているショップもあれば、「必ず保護者の方も一緒にご参加ください」という方針のショップもあります。 また、受け入れ可能だとしても、例えば子供用の小さいサイズのダイビング器材(ウェットスーツやフィン、マスクなど)の在庫が十分に用意できない、といった理由で、結果的にお子様だけの参加が難しい場合もあるかもしれません。 ですから、体験ダイビングを予約する際には、必ずお子様の年齢を伝え、「子供だけでも参加可能か、それとも保護者の同伴が必要か」、そして**「子供用の器材の用意があるか」**を、事前にしっかりと確認しておくことが大切です。
ティージェーとしては、もし可能であれば、ぜひ親子一緒に体験ダイビングに参加されることをおすすめしたいです。 お子さんが初めて見る海の世界に感動する姿をすぐそばで見守ることができますし、何よりも、その素晴らしい体験を家族みんなで共有できるというのは、かけがえのない思い出になるはずですよ!
【最重要】子供の体験ダイビング、安全のためのチェックポイント!
お子様の体験ダイビングを計画する上で、パパさんママさんに絶対に知っておいてほしい、安全に関わる大切な注意点が2つあります。
1.サイズぴったり!「子供用ダイビング器材」の重要性
大人と子供では、当然ながら体格が大きく異なります。そのため、体験ダイビングで使用するダイビング器材も、必ずお子様の体に合った**「子供専用サイズ」**のものを用意してもらう必要があります。 もし、体に合わない大きなサイズの器材を使ってしまうと、様々なトラブルのリスクが高まってしまうんです。
- マスクに水がどんどん入ってくる: 顔にフィットしていないと、隙間から海水が浸入しやすくなります。
- 水中でバランスが取りにくい: 大きすぎるBCD(浮力調整ジャケット)だと、水中で体が安定しません。
- すぐに体が冷えてしまう: ブカブカのウェットスーツでは、保温効果がほとんど期待できません。
- 上手にフィンキックができない: 大きすぎるフィンでは、足が疲れるだけでうまく進めません。
これらのトラブルは、お子さんの不安や不快感に繋がり、せっかくの体験ダイビングが楽しめなくなってしまうだけでなく、安全面でも大きな問題です。 ですから、予約の際には、必ずお子様の身長、体重、そして足のサイズを正確に伝え、ショップ側に子供用の適切なサイズの器材を用意してもらえるかどうか、しっかりと確認しましょう。
2.安心の少人数制!「インストラクター対子供の人数比」
お子様の行動は、時に大人には予測が難しいことがありますよね。公園でボール遊びに夢中になって、周りを見ずに道路に飛び出してしまう…なんていう光景、見たことがあるかもしれません。 水中という慣れない環境では、なおさら注意深い監督が必要です。 そのため、PADIなどの指導団体では、お子様が体験ダイビングに参加する場合の、インストラクター1名に対する参加者の最大人数比を、大人とは別に、より厳しく定めています。
例えば、PADIの基準では、10歳および11歳のお子様が体験ダイビングに参加する場合、インストラクター1名が監督できる参加者の最大人数は4名まで、かつ、その4名の中に含まれる10歳・11歳のお子様は2名までとされています。 たとえ、経験豊富なアシスタントが一緒についたとしても、この人数比の基準は変わりません。 これは、万が一の事態が発生した場合でも、インストラクターがお子様一人ひとりに十分な注意を払い、迅速かつ適切な対応ができるようにするための、非常に大切な安全基準なんです。 ですから、体験ダイビングに申し込む際には、**「当日の参加人数や、インストラクターの配置はどうなっていますか?」**と、ダイビング中の安全管理体制についても確認しておくと、より安心できるかもしれませんね。
その他にも、当日はお子さんの体調が万全であることをしっかり確認し、もし少しでも具合が悪そうであれば、無理に参加させるのは絶対にやめましょう。そして、ダイビング前には、「お魚たくさん見られるといいね!」「水の中で息ができるって不思議だね!」などと、楽しみな気持ちを高めるような声かけをしてあげると、お子さんの不安も和らぐかもしれませんね。
ちなみに、ティージェーのいる「三浦 海の学校」では、お子様連れのご家族にも、心から安心して体験ダイビングを楽しんでいただけるよう、安全管理を何よりも大切にしています。 もちろん、お子様の体格に合わせたレンタル器材(ウェットスーツ、マスク、フィンなど)も各種サイズご用意していますし、プログラムは基本的に1グループ完全貸切で行いますので、他のお客様に気兼ねすることなく、のんびりと、そして何よりお子様のペースに合わせて、初めての海中散歩をエスコートさせていただきます。小学生のお子様の体験ダイビングも、これまでたくさん担当させていただき、たくさんの笑顔を見てきました!初めての海が、最高の思い出になるよう、ティージェーが全力でサポートしますよ!
まとめ:正しい知識で、家族みんなで最高の思い出を!
お子様の体験ダイビングは、ほとんどのダイビングショップで満10歳から参加することができます。 そして、事故なく、安全に、そして心から楽しむためには、
- お子様の体格に合った、適切なサイズの子供用ダイビング器材を用意してくれるショップを選ぶこと。
- インストラクター1名に対する参加人数が少ない、少人数制で体験ダイビングを開催しているショップを選ぶこと。
この2つのポイントを、ぜひ覚えておいてくださいね。 正しい知識を持ち、信頼できるダイビングショップを選びさえすれば、お子様との体験ダイビングは、きっとご家族にとって、かけがえのない、素晴らしい思い出になるはずです。 もし、お子様の体験ダイビングに関して、何か不安なことや疑問点があれば、遠慮なくダイビングショップのプロに相談して、最高の海中散歩を楽しんでくださいね! もちろん、ティージェーにもお気軽にご質問ください!
◆ 子供の体験ダイビング、年齢や準備についてLINEでティージェーに相談! https://lin.ee/wmURTM3
三浦 海の学校 紹介 都心から日帰りOK!「三浦 海の学校」で、家族みんなで安心の体験ダイビング! 神奈川県三浦市、美しい諸磯(もろいそ)の海に面した「三浦 海の学校」では、PADIの安全基準に基づき、10歳以上のお子様から大人まで、ご家族みんなで楽しめる体験ダイビングプログラムを提供しています。都心からのアクセスも良く、目の前が穏やかなビーチなので、初めての方や小さなお子様連れでもリラックスしてご参加いただけます。経験豊富なインストラクター(ティージェーもいます!)が、お子様の年齢や体力、水慣れの状況に合わせて、1グループ貸切で丁寧にサポート。子供用のレンタル器材も充実していますので、手ぶらでお越しいただいても大丈夫です。家族みんなの笑顔があふれる、最高の思い出作りをお手伝いします! 三浦 海の学校の体験ダイビング詳細はこちら!
Kindle Unlimited で読める!ティージェーのマリンアクティビティ電子書籍 体験ダイビングの前に、海の生き物について予習したり、ダイビングの基本的な知識を親子で一緒に学んだりしたい!という方には、Kindle Unlimitedで読み放題の電子書籍もおすすめです。ティージェーも、子供向けの海の絵本や、ダイビング入門に関する書籍の執筆に携わっています。家族みんなで海への興味を深めるきっかけになるかもしれませんよ。 Kindle Unlimitedでティージェーの本を探す!