体験ダイビングとシュノーケリング(スノーケリングともいいます)の違いなんて今更聞きにくいですよね。
簡単にいうと、体験ダイビングは水中に潜り、呼吸しながら水中散歩ができます
シュノーケリングは、水面で呼吸しながら、水中を覗くだけの体験です。
水中に潜るのか?水面にいるのか?の違いということですね。
もう少し詳しくお話しします。
体験ダイビングとシュノーケリングの違い
目的
まずは目的です。
体験ダイビングは水中に潜り、水中で呼吸しながら泳ぎます。
その為、サンゴ礁や水中生物をとっても近くでみることがきます。
少し水が濁っていても近くで観察できるという点ではシュノーケリングより楽しいです。
ただ、インストラクターから簡単なレクチャーを受け、インストラクターと一緒に潜らなければなりません。
また、潜っている時間は20分〜30分ほどです。
シュノーケリングは水面から生物を観察するだけです。
浅い場所で、水がある程度クリアであれば難しいレクチャーなど受けず、誰でも手軽に楽しめます。
シュノーケリングは自分の体力と時間の許す限り楽しめます。
使用する器材
体験ダイビングでは、ダイビング器材を一式装着します。
- ダイビングマスク&シュノーケル
- フィン(足ひれ)
- 保護スーツ(ウェットスーツなど)
- BCD(浮力調節具)
- レギュレーター(水中で呼吸する為に使用)
- タンク(空気が入っています)
- ウェイト(水中に体を沈めるための重り)
ダイビング器材の装着方法や取り扱い方はインストラクターが教えてくれますので、心配しなくても大丈夫です。
ただ、ダイビング器材一式を陸上で装着すると重さが20キロぐらいありますので、結構重いです。
シュノーケリングで使用する器材はそんなにありません。
- マスク&シュノーケル
- フィン
- ライフジャケット
体験ダイビングと違い、水中には潜りませんので、保護スーツを着用しないところも多いです。
その代わりに、溺れないようにライフジャケットの着用を義務化しているところがほとんどです。
難易度と安全性
体験ダイビングの方が難易度は高くなります。
ただ、体験ダイビングではインストラクターがほとんどの準備や水中でのコントロールなどをしてくれますので、水が怖くなければほとんどの方が楽しめます。
監督者がつき一緒に潜るため、事故率もそんなに高くありません。
シュノーケリングは誰でも手軽にできます。
特に難しいレクチャーなど受ける必要はありませんが、初めてシュノーケリングをされる方は、シュノーケリングプログラムに参加し、正しいシュノーケリング器材の使い方など受講することをお勧めします。
なぜかというと、誰でも手軽に出来てしまい、監督者もいないシュノーケリングだからこそ、ダイビングよりも事故率が高くなっています。
例えば、シュノーケリングに夢中になっていたため、岸からどんどん離れ、流れに流されてしまう、とか、お酒を飲んだままシュノーケリングし、溺死してしまう・・とか。
結構よく聞く話しです。
手軽にできるからこそ、安全管理は自分たちで行わなければなりません。
費用
費用はアクティビティに参加する場所によって違います。
参考までにですが、体験ダイビングですが、10,000円〜15,000円ぐらいです。
通常、体験ダイビングの費用の中には、レンタル用のダイビング器材など昼食や交通費などの費用以外は全て料金に入っているところが一般的です。
シュノーケリングは、ビーチなどでは特に費用が掛かりません。
シュノーケリングセットを借りるのであれば、レンタル代(およそ2,000円〜3,000円)がかかるぐらいだと思います。
ただ、リゾート地では、ボートに乗ってシュノーケリングを楽しめるところまで行くプランも多くあります。
その場合は、ボート代などが別途掛かります。
体験ダイビングとシュノーケリングはどちらがお勧め?
体験ダイビングとシュノーケリングは水中に潜るのと潜らないので、全く違うアクティビティです。
ですので、せっかく海のきれいなリゾート地に行ったら、両方ともやってみるのがいいですね。
体験ダイビングはほとんどが半日のプランです。
ですので、半日体験ダイビングをして、その後、近くのビーチでシュノーケリングをすることもできます。
また、ボートツアーがあれば、一度に体験ダイビングとシュノーケリンを楽しむこともできるところもあります。
ただ、体験ダイビングはほとんどのところで参加年齢が10歳以上ですので、それよりも小さいお子さんが一緒であれば、体験ダイビングはまたの機会にして、家族みんなでシュノーケリングもありです。
まとめ【体験ダイビングとシュノーケリングの違い】
体験ダイビングは専用のダイビング器材一式を使い、レクチャーを受け、インストラクターと一緒に水中に潜ります。
シュノーケリングは難しいレクチャーなく、自分たちで自由に水面から水中世界を楽しめます。
どちらも異なるアクティビティですので、時間があれば、是非両方のアクティビティに参加してみてください。