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ダイビングインストラクターの仕事はオワコン?です【2025年最新ダイビング情報】

ティージェーの思う所
この記事は約13分で読めます。

こんにちは!ダイビングインストラクターを育てる立場でもある、コースディレクターのティージェーです。 海が好きで、ダイビングが大好きで、「いつかはダイビングインストラクターになりたい!」そんな風に、一度は憧れを抱いたことがある方もいるかもしれませんね。キラキラした太陽の下、美しい海でお客様を笑顔にする…とっても素敵な仕事に見えますよね。 でも、最近インターネットなどで、「ダイビングインストラクターの仕事はもうオワコンだ」なんていう、ちょっとショッキングな言葉を目にすることはありませんか? 今日は、1997年から実に28年以上(!)このダイビング業界の表も裏も見てきたティージェーが、ダイビングインストラクターという仕事の「リアルな現状」と、そして、AIが急速に普及してきたこの時代だからこそ見えてくる、もしかしたら「逆転のチャンス」とも言えるかもしれない新しい可能性について、包み隠さず、本音でお話ししたいと思います。

インストラクターの仕事、キャリア相談もLINEでティージェーに!

「大好きなダイビングを仕事にできたら、毎日が楽しいだろうなぁ…」 「でも、インストラクターの仕事って、実際はすごく大変だって聞くし、お給料も安いって本当なのかな…」 「これからの時代、AIに仕事が奪われちゃったりしないんだろうか…将来性が心配…」 うんうん、そのお悩みや不安、すごくよく分かります!好きなことを仕事にしたいという純粋な気持ちと、生活していく上での現実的な問題との間で、心が揺れ動くのは当然のことですよね。 ティージェー自身も、この仕事の素晴らしさを誰よりも知っているつもりですが、同時に、その厳しさも痛いほど経験してきました。 インターネットがまだそれほど普及していなかった1997年~2000年頃は、ダイビングインストラクターという仕事は、どこか華やかで、ちょっと特別な響きがあったかもしれません。でも、時代は大きく変わりました。 今日は、どこのダイビングショップの求人情報にも書かれていないような、「本当のところ」をお伝えしたいと思います。

ティージェーが語る、インストラクターの仕事の「リアル」と「未来へのヒント」

まず、なぜ「ダイビングインストラクターの仕事はオワコンだ」なんて言われてしまうことがあるのか。その背景にあるかもしれない、厳しい現実についてお話しします。これは、決してあなたを怖がらせたいわけではなく、現実を知った上で、それでもこの仕事の魅力や可能性を考えてほしい、というティージェーの切なる願いからです。

なぜ「オワコン」と言われてしまうのか?7つの厳しい現実…

ダイビングインストラクターの仕事が、時に「厳しい」「割に合わない」と感じられてしまうのには、主に以下のような理由があるかもしれません。

  1. お給料が、正直ちょっと…(かなり)安いかも: これは働く国や地域によって差はありますが、残念ながら全体的に見て、ダイビングインストラクターのお給料は高いとは言えません。国内のダイビングショップでは、最低賃金に近いレベルのところも少なくないのが現状です。特に沖縄などのリゾート地では、月給10万円を切るような求人を見かけることも…。伊豆や三浦半島といった首都圏近郊のショップでも、月給18万円程度が一般的で、賞与や昇給、残業手当などが基本的にはない、と考えておいた方が良いかもしれません。「これでどうやって生活していくの…?」とため息が出てしまうのも無理はありませんよね(苦笑)。
  2. 労働時間が、びっくりするくらい長いかも: ダイビングインストラクターの仕事は、お客様と一緒に海に潜るだけではありません。朝早くからのショップの清掃、器材の準備やメンテナンス、タンクの運搬、お客様の送迎(車の運転)、そしてダイビングが終わった後の片付けや事務作業、器材の洗浄、車の清掃など、業務は多岐にわたります。朝6時集合で、仕事が終わるのが夜9時過ぎ、なんていうお店も決して珍しくありません。さらに、接客サービスの一環として、ダイビング後にお客様との懇親会(飲み会ですね)に参加しなければならないことも多く、その場合は帰宅時間がさらに遅くなります。しかも、驚くことに、この「お客様との飲み」は、自腹参加がほとんど、というお店も少なくないんですよ…。
  3. 諸手当が、ほとんど期待できないかも: 交通費や昼食代、家賃補助、そして社会保険や年金といった福利厚生。これらが十分に整っているダイビングショップは、残念ながらまだ少数派かもしれません。特に、スタッフ数名の個人経営に近いような小規模なショップでは、諸手当はほとんど期待できない、と考えておいた方が良いでしょう。
  4. お休みが、びっくりするほど少ないかも: 一般的な企業のような週休二日制や、有給休暇の取得は、ダイビング業界ではまだまだ難しいのが現実です。お休みは基本的に週に1日程度。しかも、お客様は土日や祝日に集中して来店されるため、カレンダー通りの休日はまず取れません。ダイビングは季節によってお客様の数が大きく変動するビジネスです。特に夏場の繁忙期(7月~9月頃)は、ほとんど休みなしで働き詰め、というショップも…。その分、オフシーズンの冬場にまとめてお休みが取れることもありますが、曖昧にされてしまうケースも耳にします。もちろん、残業手当なんていう言葉は、基本的には存在しない「サービス残業」が常態化しているお店も多いかもしれません(悲しいですが…)。
  5. 意外と「費用」がかかるお仕事かも: ダイビングインストラクターとして働くためには、自分専用のダイビング器材一式(マスク、スノーケル、フィン、スーツ、BCD、レギュレーター、ダイブコンピューターなど)が必須です。これらを全て揃えると、選ぶメーカーやグレードにもよりますが、安くても40万円、こだわれば80万円以上かかることもあります。そして、これらの器材は消耗品。毎日海に潜るインストラクターは、一般のレジャーダイバーよりも器材の消耗が激しく、数年ごとに買い替えが必要になることも。これらの器材購入費用は、基本的には全て自己負担です。会社が支給してくれるケースは、ほとんどないでしょう。さらに、インストラクターとして活動を続けるためには、所属しているダイビング指導団体(PADIなど)に、毎年、会費や保険料などを支払う必要があります。これも年間で数万円程度かかりますが、やはり自己負担が一般的です。
  6. 背負う「責任」が、想像以上に大きいかも: ダイビングインストラクターの最も重要な仕事は、お客様を安全に水中世界へご案内することです。水中の状況(流れ、水深、透明度など)を常に把握し、お客様のスキルレベルや体調に配慮しながら、事故が起きないように細心の注意を払って安全管理を行わなければなりません。しかし、万が一、不慮の事故が起きてしまった場合、その最終的な責任は、ダイビングを担当したインストラクター個人に重くのしかかってくるケースが少なくありません。ダイビング前に、お客様にリスクを説明し、免責同意書などに署名をいただきますが、日本の裁判においては、その書類があったとしても、必ずしもインストラクターの責任が免除されるわけではない、ということも知っておく必要があります。常に大きな責任と隣り合わせの仕事、それがダイビングインストラクターなんです。
  7. 「将来性」に、ちょっと不安を感じるかも: ダイビングインストラクターの仕事は、体力勝負の側面が大きいのは否めません。40歳、50歳と年齢を重ねるにつれて、重いダイビング器材を毎日運び、水中で常にお客様の安全を確保し続けることは、やはり体力的に厳しくなってくるのが現実です。そして、先にも述べたように、お給料が大幅に上がることも期待しにくい…。ダイビングショップを自分で経営し、集客にも成功すれば道は開けるかもしれませんが、誰もが簡単に独立開業できるわけではありませんよね。初期費用もかかりますし、ダイビングというニッチな市場での集客は、決して簡単ではありません。ティージェーの知る限り、雇われインストラクターとして定年まで勤め上げた、という方は、残念ながらほとんど存じ上げません。結婚して家族が増えると、経済的に生活が成り立たなくなる、という理由で、業界を去っていく人も少なくないんです…。

ダイビングインストラクターだけでなく、ダイビング器材を開発・販売しているメーカーさんや、水中カメラメーカーさんなど、ダイビングに関わる他の事業も、国内市場の縮小や競争激化など、厳しい状況に置かれている、という話もよく耳にします。

【新視点】AI時代だからこそ、ダイビングインストラクターに「逆転のチャンス」到来?

…と、ここまでダイビングインストラクターの仕事の厳しい現実について、かなりストレートにお話ししてきました。 「うわー、やっぱりオワコンなんだ…夢も希望もないじゃないか…」 そんな風に、がっかりさせてしまったかもしれませんね。 でも、ティージェーは、ここで話を終わりにするつもりはありません! なぜなら、時代が大きく変わろうとしている今、特に**AI(人工知能)が急速に普及してきたこの時代だからこそ、ダイビングインストラクターという仕事に、もしかしたら新しい「価値」や「可能性」、そして「逆転のチャンス」**が見えてくるかもしれない、とティージェーは考えているからなんです。

  • AIには決して真似できない「人間ならではの価値」とは? AIは、確かに情報を処理したり、パターンを分析したり、効率化を図ったりするのは得意かもしれません。でも、AIには絶対にできない、あるいは非常に苦手とすることがあります。それは、
    • 心からの「共感」や「寄り添い」: 初めて海に潜るお客様のドキドキや不安な気持ちに共感し、優しく励まし、安心感を与えること。
    • 一人ひとりに合わせた「個別対応」: お客様の体力レベルやスキル、その日の体調、そして「こんなダイビングがしたい!」という細かな要望を敏感に察知し、柔軟にプログラムを調整すること。
    • 予測不能な自然の中での「臨機応変な判断」: 刻一刻と変化する海の状況(天候、波、流れ、透明度など)や、お客様の予期せぬ反応に対して、瞬時に的確な安全判断を下し、行動すること。
    • 言葉にならない「感動の共有」: 水中で素晴らしい景色や珍しい生き物に出会った時の、あの言葉にならない興奮や喜びを、お客様と心から分かち合い、最高の思い出作りをお手伝いすること。 これらは全て、経験と知識、そして何よりも豊かな人間性を持った「人間」のインストラクターだからこそ提供できる、かけがえのない価値ではないでしょうか。AIがどれだけ進化しても、この「温かみのある人間的な触れ合い」の価値は、決して失われることはないとティージェーは信じています。
  • AIを「脅威」ではなく「強力なツール」として活用する! AIの進化を「仕事が奪われる!」と恐れるのではなく、むしろ「自分の仕事をより良くするための強力なツール」として積極的に活用していく、という視点も大切かもしれません。 例えば、
    • 情報発信・集客の強化: AIを使って、魅力的なブログ記事やSNS投稿を効率的に作成したり、ターゲット顧客に響くキャッチコピーを考えたり、ウェブサイトのSEO対策を分析したり…。
    • 顧客管理・コミュニケーションの円滑化: お客様からの問い合わせにAIチャットボットが一次対応したり、予約管理システムをAIで最適化したり、お客様の過去のダイビング履歴や好みに合わせたパーソナルな情報提供をAIがサポートしたり…。
    • 事務作業の効率化: ログ付けのサポートや、各種書類作成の自動化など、これまでインストラクターが多くの時間を割いていたノンコア業務をAIに任せることで、もっとお客様と向き合う時間や、自身のスキルアップのための時間を確保できるようになるかもしれません。
  • 「人間力」と「AI活用力」を兼ね備えた、新しい時代のインストラクター像へ! これからのダイビングインストラクターに求められるのは、高いダイビングスキルや指導力、安全管理能力といった従来からの専門性に加えて、お客様の心に寄り添える豊かな「人間力」、そして、AIという新しい技術を賢く使いこなし、自身の価値を高めていける「AI活用力」なのかもしれません。 この2つの力を併せ持つことができれば、AI時代においても、決して替えのきかない、お客様から本当に必要とされるインストラクターとして輝き続けることができるのではないでしょうか。

それでも「好き」を仕事にしたいあなたへ:フリーランスという働き方と、「本物の価値」を提供できるインストラクターを目指す道

ダイビングインストラクターの厳しい現実を知り、そしてAI時代の新しい可能性を感じた上で、それでも「やっぱり自分は、大好きなダイビングを仕事にしたい!」と強く願うあなたへ。 ティージェーは、その情熱を心から応援したいと思います。 そして、その想いを実現するための一つの選択肢として、「フリーランス・インストラクター」という働き方があることも、お伝えしておきたいです。

ダイビングインストラクターは、必ずしもダイビングショップに所属しなくても、個人として活動し、講習やガイドを行うことが可能です。 仕事が休みの土日や祝日などを利用して、自分のペースで、自分のスタイルで、お客様と深く関わるダイビングを提供することもできるんです。 もちろん、フリーランスとして成功するためには、集客力や自己管理能力、そして何よりもお客様からの信頼が不可欠です。決して楽な道ではありません。 でも、AIなどのツールも活用しながら、独自の強みや専門性を打ち出し、ただ安売りをするのではなく、「あなただからお願いしたい」と言われるような、本物の価値を提供できるインストラクターを目指すなら、そこには大きな可能性があるとティージェーは考えています。

ティージェー自身も、現在はリクエストベースでインストラクター業務を行っていますが、それは「流れ作業のような講習で、ダイビングの楽しさを知る前に嫌いになってほしくない」「一人ひとりにしっかりと向き合い、安全に、そして心から海を楽しんでもらいたい」という強い想いがあるからです。 もしあなたが、将来、お客様に心から信頼され、深い感動と本物の海の楽しさを伝えられるような、そんなインストラクターを目指したい、と考えているなら、ぜひ一度、**ティージェーのいる「三浦 海の学校」**にご相談ください。 私たちは、単にCカードを発行するだけでなく、お客様一人ひとりの個性と真摯に向き合い、ダイビングの奥深さ、自然への敬意、そして何よりも安全潜水の重要性を伝えられる、質の高いインストラクターの育成にも力を入れています。将来フリーランスとして活躍したいと考えている方のキャリア相談や、指導者としてのスキルアップに関するアドバイスも、ティージェー自身の経験を踏まえて、親身になって行っていますよ。

まとめ:厳しい現実の先に見える、新しいダイビングインストラクターの可能性

ダイビングインストラクターの仕事は、確かに、お給料や労働時間、将来性といった面で、厳しい現実があることは否定できません。 しかし、AI技術が急速に進化し、社会が大きく変わろうとしている今だからこそ、**「人間ならではの温かさや、専門性の高いスキル」**の価値が、逆に見直されてくる時代になるのではないか、とティージェーは感じています。 そして、AIを恐れるのではなく、賢く活用することで、インストラクターの仕事はもっと創造的で、もっと人間的なものに進化していく可能性だってあるはずです。

大切なのは、厳しい現実から目をそらさず、それをしっかりと受け止めた上で、それでも「自分はこの仕事で何を成し遂げたいのか」「どんな価値を提供できるのか」を真剣に考え、自分らしい道を見つけていくこと。 ダイビングは、人を笑顔にし、人生を豊かにする、本当に素晴らしいアクティビティです。 その魅力を、一人でも多くの人に、安全に、そして深く伝えていく。そんな情熱を持ったあなたが、AIという新しい武器も手にしながら、これからのダイビング業界で活躍していく未来を、ティージェーは心から楽しみにしています。 もし、ダイビングインストラクターという仕事について、もっと詳しく聞いてみたい、あるいは自分のキャリアについて相談したい、ということがあれば、いつでも遠慮なくティージェーに声をかけてくださいね。

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三浦 海の学校 紹介 都心から日帰りOK!「三浦 海の学校」で、本物のダイビング指導者を目指しませんか? 神奈川県三浦市、美しい諸磯(もろいそ)の海に面した「三浦 海の学校」では、ダイビングライセンス取得コースだけでなく、将来プロのダイビングインストラクターを目指す方や、フリーランスとして活躍したいと考えている方向けのトレーニングやキャリア相談も行っています。長年インストラクターを育成してきたコースディレクター(ティージェーです!)が、AI時代の新しいインストラクター像も見据えながら、あなたの夢を全力でサポートします。本気でダイビングを仕事にしたいなら、ぜひ一度ご相談ください。

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