暖かく、海のきれいなリゾート地に家族で訪れたら家族みんなで参加したい体験ダイビング。
でも子供って何歳から体験ダイビングを楽しめるのでしょうか?
国内、海外でダイビングインストラクターをしていたティージェーが解説します。
体験ダイビングに参加できる年齢は?
体験ダイビングに参加できる年齢はダイビングショップによって違いはありますが、ほとんどのダイビングショップでは満10歳から参加できます。
今はまだ9歳だけど、今年10歳になる。
体験ダイビングできますか?
よくある質問
まず参加できません。
理由は多くのダイビング指導団体で「体験ダイビングは満10歳から」と定めているところが多いので、安全面を考慮し、ダイビング指導団体に従っているからです。
例え、参加できる、といわれても、満10歳になっていない子供を体験ダイビングに参加させるのはやめた方がいいと思います。
先にも記述しましたが、多くのダイビング指導団体では、子供の安全面を慎重に考慮し、参加年齢を決めています。
年齢だけではなく、子供の場合、身体が大人と比べて成長途中のため、どの指導団体も、潜れる水深やダイビングを監督する際の「インストラクター対子供の人数比」なども大人とは分けて明確に定めています。
体験ダイビングは子供だけでも参加できる?
体験ダイビングは子供だけでも参加できるのでしょうか?
できる場合とできない場合があります。
子供の体験ダイビングを受け入れるかどうかは、ダイビングショップの判断によります。
例えば、受け入れをしたいけど、子供用のダイビング器材が用意できないダイビングショップなどは10歳から体験ダイビングができたとしても、受け入れはしてくれないでしょう。
ですので、ダイビングの予約をする時に、子供の年齢と、受け入れが可能かどうかを必ず確認しておきましょう。
体験ダイビングに子供が参加する時の注意事項
子供と大人の体験ダイビングの違いはほとんどありません。
ただ、2点、気をつけてください。
1:ダイビング器材
子供の方が、大人よりも体格が小さいため、保護スーツ(ウェットスーツ)やその他のダイビング器材も子供用のものを使います。
ダイビング器材が大きいと、トラブルに繋がるリスクがあります。
水中でダイビングマスクに水が入ってくる
バランスが取りにくい
すぐに寒くなる
上手にフィンキックができない
などなど
そのため、予約の時に、子供の身長、体重、足のサイズなど伝え、子供用のダイビング器材が用意できるかどうか、確認をすることは重要です。
2:人数比
子供の行動は大人と違い予測が難しいです。
これは日常生活でもそうですよね。
公園でボール遊びをしていて、ボールが道路に転がってしまった場合、子供は夢中になっていると交通車両などに気をつけず、飛び出してしまうこともあります。
これは水中でも同様のことが言えます。
そのため基本的に決まっているガイドラインとして、10歳、11歳の子供がいる場合インストラクター1名に対し、最大4名までしか参加者を受けることはできません。
且つ、その4名の中に、10歳、11歳の子供は2名までしか入れることはできません。
これは、アシスタントがついたとしても、変更することはできません。
ですので、体験ダイビングに申し込みをする時には、ダイビング中の参加人数についても確認をしておいた方がいいでしょう。
まとめ【体験ダイビングに参加できる子供の年齢】
体験ダイビングはほとんどのダイビングショップでは満10歳から参加できます。
事故なく、楽しくダイビング体験をするためには、子供用のダイビング器材があり、少人数で体験ダイビングを開催しているダイビングショップをお勧めいたします。